琉球古典芸能コンクール・安冨祖流三線・新人部門合格しました♪


え〜っと、突然ではありますが、ご報告。
一昨日・昨日と沖縄・那覇の琉球新報ホールで行われました「琉球古典芸能コンクール」の「安冨祖流三線新人部門」を受験しまして、無事合格いたしました!

「琉球古典音楽」というと「?」な方も多いかもしれませんね。
「沖縄民謡とは違うの?」と思う方もたくさんいらっしゃると思います。
かなりざっくり説明すると、かつての琉球王朝時代に主に冊封使や薩摩藩、江戸幕府に対する接遇として披露されていた宮廷音楽が「琉球古典音楽」。その「琉球古典音楽」で使われていた「三線」などの楽器と沖縄の各地方で歌われていた農耕歌など庶民の歌が結びついて発展したのが「沖縄民謡」と言えばいいでしょうか。

これまで10年ちょっと、三線を使ったオリジナル曲を作り歌って音楽活動を続けてきた僕ですが、実は全くの我流でやってきていまして、民謡すらあまり知らないまま、ましてや古典なんて・・・な感じだったわけです^^;
ま、父親は今回僕が受験した安冨祖流の教師免許を持ってて教室もやってるんですけどね^^;

そんな僕が今回、いろんな縁やタイミングをいただき古典を習い始め、コンクールのいわゆる“新人賞”にチャレンジすることになったわけです。
あ、このコンクールというのは昇段試験のようなもので、“新人賞”からスタートして“優秀賞”、“最高賞”と続いていくわけです。
このスタイルは古典芸能に限らず、多くの沖縄民謡の流派でも同様に行われていますね。

今回、かなり短い準備期間でのチャレンジでしたが、師匠である照喜名朝國先生はじめ、平本先生、平木裕一先生・澄恵先生、東京教室の諸先輩方のご指導・アドバイスのお陰で、無事合格することができました。
加えて、コンクール前日に最終チェックをしてくださり、本番直前のチンダミ(調弦)そして背中を押してくださった師匠の師匠・照喜名朝一先生(人間国宝)に、心から感謝いたします。

沖縄には27日夕方から帰ってきていましたが、連日稽古のためほとんど誰にも連絡せずにいたことをこの場を借りてごめんなさいm(_ _)mします^^;

その一方で、このコンクールを通して沖縄はもちろんのこと、埼玉・栃木・大阪・兵庫・岡山・福岡・ハワイとたくさんの新人賞同期の仲間や先輩方と新たに出会い繋がれたことを本当に喜ばしく思います。
みなさん、ありがとう!
これからもお互いに音楽を楽しんでいきましょう!

今回の新人賞合格で、遅ればせながら琉球古典音楽の第一歩を踏み出せたわけですが、これまでの創作活動・ライブ活動と並行して、稽古・研鑽を積んでいきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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